『PS5持ちは今すぐやるべき、全てのゲームを過去にする』PlayStation5用無料配信されている「The Matrix Awakens An Unreal Engine 5 Experience」プレイした感想を紹介。面白いのか?つまらないのか?どんなゲームなのか?GTA6もこれぐらいやって欲しい。とりあえずPS5持っているなら全てのゲームを中止してまずやった方がいい、ゲームの未来は明るいと感じるから。
突然配信されたThe Matrix Awakensとは?
「The Matrix Awakens: An Unreal Engine 5 Experience」は有名なゲームメーカーEpic Gamesがマトリックスの世界を『Unreal Engine 5』と呼ばれるゲームエンジンによって再現したデモンストレーションだそうだ。
『The Matrix Awakens: An Unreal Engine 5 Experience』は、PlayStation®5とUE5のパワーを組み合わせた、限界を押し広げる映像とオープンワールドのインタラクティブな技術を駆使した無料のデモ版だ。
この限界を押し広げる技術を駆使したデモ版は、ラナ・ウォシャウスキーとジェームズ・マクティーグの脚本・監督によるオリジナルのコンセプトであり、ネオとトリニティーを再び演じるキアヌ・リーブスとキャリー=アン・モスは、現実と非現実が交差する中で、彼ら自身をも演じている。
ジョン・ゲイター、キム・リブレリ、ジェローム・プラトー、ジョージ・ボルシュコフ、マイケル・ゲイを含むオリジナル映画のVFXスタッフの多くが、Epic Gamesチームをはじめ、SideFX、Evil Eye Pictures、WetaFX(元Weta Digital)、その他多数のパートナーチームと協力し、本体験のデジタル作業を行うために再び集結した。
デモ版は、息を呑むほどリアルな映像から、アクション満載のカーチェイスを備えたハイペースのサードパーソンシューティングゲーム体験へと変化し、『マトリックス』の世界を舞台にした、探索できる豊かで非常に緻密なオープンワールドを提供する。
今すぐダウンロードして、UE5を使ったインタラクティブなストーリーとエンターテインメントの未来を体験しよう。
https://store.playstation.com
YouTubeなどでは予告されていたらしいが、全く知らない私にとっては寝耳に水。
というか、何も知らずに新着でmatrixって書いてあっても、多くのゲーマーがゲームと思わずスルーする人の方が多いと思った…。
随分昔にXboxで『エンター・ザ・マトリックス』をプレイしていた私ですら、当初は「リザレクションの”予告映像”をプレステ5に出すのかー誰が見るんだろうな」と思ってたから。
突然PlayStation5のゲーム→新着に「The Matrix Awakens: An Unreal Engine 5 Experience」が、普通なら12月17日(金)公開の「マトリックス リザレクション」のPRかな?と思ってスルーしそうだったが、偶然、本当に偶然予告を見ていた子供が「見てみたい」(初めはゲームだと思わなかった)というのでダウンロードを開始。
ありえないゲーム体験が待っていた。
PS5:The Matrix Awakens感想
「The Matrix Awakens: An Unreal Engine 5 Experience」をプレイした感想を紹介。
章仕立てなのはこっちが勝手にやったことなので気にせず。
さっくりまとめると「The Matrix Awakens: An Unreal Engine 5 Experience」は
序章:キアヌ・キャリー登場、解説
1章:ドライビングガンシューティング体験
2章:Unreal Engine 5の描写力体験
3章:美しい街中を自由に散歩
4章:グラセフ超えドライブゲーム体験
5章:スパイディー超えの飛行体験
以上の体験ができます。
プレイ後は絶対に「やってよかった」と思うし、これからのゲーム体験がもっと待ち遠しくなるのは間違いないです。まさに「今までのゲームを過去にする」どこかで聞いたことあるような宣伝文句が今ここで体験ができますよ。
お楽しみに!!!
序章:メタ発言連発キアヌとキャリー登場
matrixのタイトル画面から緑の例のカーテンをくぐり抜けると、
「お久しぶりです。キアヌ・リーブスです」
いきなりのメタ発言で登場する。
この辺から、「あれ?マトリックスリザレクションのPRじゃ…ない…?」と分かる。
「僕がネオを演じたのは20年以上まえ」
んん?
何を言ってるんだ?
マトリックスのドキュメンタリー作品か?これ?
ん?
・・・・うん。
そうだね。
当時の映像はすごかったね。
と思っていると
「こんにちは、キャリー・アン・モスです」
老けたなーが第一印象。
そしてなんか違和感あるなーと思ったらそうですか、キャリーさんは全部CGだったんだ〜。流石に「リローデッド」の時のようなスミス一杯の時のネオのような質感よりかは良くなっているとはいえ、一度違和感を持つとどんなにリアルに見せようと思ったとしても凄い。とは思わないなー。
と思った。
普通だな。
とも思ったし。
リザレクションのPRでもなくて、映像の美しさでもなくて、ドキュメンタリーのような・・・これは一体なんだ?
って思うだけの序章。
これもあえて狙った演出なのかも、次から怒涛の展開、映像美、ゲーム体験できるから。
1章:実写?ゲーム?ニード・フォー・マトリックス
突然、若い頃のネオ(キアヌ)とトリニティ(キャリー)が車に乗り込む。リローデッドの時の演出でもするのかなーと思ってたら全く違う。
「あの頃に戻りたいと思うよ」
「私もそう思うわ」
「この世界は・・unrealengine5で作られてるんだっけ?」
「ええ、全てが少し…unrealなのよね」
と若かりし頃の自分に戻りたいとリアルなのか、メタなのか呟くネオとトリニティの間に入ってきたのは、誰だっけ?モーフィアスの元カノが登場。
ここで何故かネオだけ空に逃亡(以降会えない)
残ったトリニティは運転、モーフィアスの元カノの持つ銃火器を使って追ってくるエージェントの乗る車を打ちまくるガンシューティングが開始する。
その映像の美しさがやばいのだ↓
標準は右スティックで、銃撃はR2ボタンで行う。
映像の美しさは最高峰。もはや実写レベル。
右、いや、左、と自由に撃つことが可能。
映像、展開を自分で操作しているかのような不思議な体験ができる。
「後ろの大きい銃は使わないの?」
「私もそう思ってたんだ」
と取り出したのはライトマシンガン。
今度はR2押しっぱなしで爽快感抜群に敵を蹴散らすのだが、その火花、破壊具合も実写のようでとにかく気持ちが良い。
最後はヘリコプターも。
もちろんこっちはライフ、体力、ミスといった概念はないので、映像とゲームを楽しむだけに専念できるので子供でも楽しめる。
無事にヘリコプターを撃ち落として無事に終了。
と思ったあなたに朗報。
「The Matrix Awakens: An Unreal Engine 5 Experience」は、まだ半分も終わってない。
2章:Unreal Engine 5の描写力を”体感”
ヘリコプターも落としたしもう、エンドクレジットでも流れるのかなーと待ち構えていたら先程爆走していた街中を俯瞰で写し始める。
「おお、すげぇ綺麗」
「この街中を走ったんだな、バトルフィールド6はこれぐらい頑張ってもらおう、コールオブデューティーモダンウォー2はUnreal Engine 5使ってこれぐらいのクオリティだったら最高だなー」と思ってみていたら。
可視化切り替え?
✖️ボタンを押す?
ポチ。
おお!
こんな高画質な映像がワンタッチで途切れとか、ラグを一切ないまま切り替えられる!プレステ5が凄いのかUnreal Engine 5が凄いのかは不明だがこれは声が出た。
って遊んでいたら「うちのUnreal Engine 5どーよ?」って感じで epicgameが次々に面白い映像画面を見せてくれる。
一瞬で昼夜の描写が切り替わる。
目が痛いからあんまり切り替えなかったけどこんな映像。
これは映像クリエイターとかが大喜びする映像なのかな?普通にゲームファンには目がいてぇだけだった。
もちろんこの映像はリアルタイム?で写真ではなく映像で周囲の背景に映る人間、自動車、雲の動きなどは全て動いている。リアルタイムで俯瞰した映像を私たちがボタンひとつで「作られた世界であることを認識させる」という実験的な哲学的なことを延々やらされるのだ。
もう飽きたな。
…消すか。
と思い始めていたが、突然カメラが下に降りていき…
あ、思い出したナイロビだ。モーフィアスの元カノ。ナイロビだと思う。を操作するグランドセフトオートが始まるのだ。
3章:町探検で時間が溶ける。
まず驚くのはこの美しさ。
ほぼ実写レベルの街中を普通に歩けるモードが突如スタートするのだ。
動かすキャラはナイロビ。
体力、ジャンプ、攻撃、調べるなどはできないが。
基本的にナイロビになって広大な街中を歩き回るゲームとなるが、
△ボタンで一瞬で大空に飛べる俯瞰モード。(いわゆる鳥の目線)
✖️ボタンで駐車している車に乗って運転可能。
この歩行、鳥、車のタイプの違うゲーム3つを楽しめるモードである。
さらにオプションボタンで設定、マップ、環境変化を楽しめる。環境変化は車や人の数、太陽の位置も変更できるので後述するドライブモードを楽しむ際にストレスなくかっ飛ばしたい時に重宝する。
ナイロビで歩行を楽しむだけでも時間があっという間に過ぎていく。
ゲーマーとしてやはりこういった内側を覗きたくなるので隙間をぐりぐりしていきたくなる。そして見つけてニヤリ。としたいところだが、全くラグや処理落ちなどは発生したいので、この内側に来るのも計算のうちだったりして・・・とマトリックススタッフがどこかで笑っていそうな気がしてくるほどに美しい設計。
マップに描かれている謎のマークの正体を探る。
オレンジの○はUnreal Engine 5の仕様のようなものが描かれている。開発者向けのコメントが。無駄に緑に光っているからワクワクすること間違いなし。
そして黄色い○はボタンひとつで環境をガラッと変える仕様変更ができる場所だった。
4章:超美麗グランド・セフト・マトリックス
実はナイロビさんぽもある程度やると飽きてしまい。
本当にこれでも終わりか・・・と思ってたが、子供にやらせていたところ「✖️ボタン ドライブ」という表示を発見して、この時初めて私は車にも乗れると言うことを知った。
グランドセフトオート開始。
わかったことは
・駐車してある車は自由に乗り放題。
・車ごとに挙動が違う。
・車ごとにエンジンの仕様も違う=スピードも違う
・一定の破壊をすると勝手に降車する。
・人は引けない。
・車同士はぶつける快感がある
ってこと。
普通にそこらのドライビングゲームの最高峰のスタジオが作り上げたPS5版を無料でプレイできるってこと↓。
乗って
乗って
破壊。
スピードを堪能するもよし。
バスシミュレーターのように普通に社会に溶け込む一般人プレイも可能。
なんだこれ、超すげぇぞ。
ここまで見事な映像とゲームをプレイしてしまったら文字通り全てのゲームが過去になってしまう。今後出るゲームはこの衝撃を超す必要があるのだ。
ゲームはここまで進化した。
あまりドライブゲームはしないが、久しぶりに街中を自由に走り回ってストレスが解消できた。素晴らしい。
自転車には乗れなかった。
最後は、
5章:スパイダーマン超えの飛行モード
飛行。俯瞰モード。
マトリックスといえばリローデッドでネオが超高速飛行をするシーン。
この飛行体験ができるのだ。
言葉はいらない。
この画像群を見れば分かるはず。
念の為全部ゲーム画面です↓
↓流石に海の外側にはいけない。
中央の丸い街中と海の真ん中ぐらいまで飛び回ることが可能。
スピードも早くできるので、スーパーマン気分。
そういえばスパイダーマンのゲームでの糸移動がちゃちく感じるぐらい美しく爽快な飛行体験ができる。
隠し要素はあるのか?
今のところ見つけられませんでした。
ゲーム製作者ならきっと面白い裏技などを入れそうなのでこれからも子供と一緒にふらふらと楽しんでみようと思います。
The Matrix Awakens配布期限は?いつまでプレイ可能?
今のところThe Matrix Awakens: An Unreal Engine 5 Experienceのページには期限等は書かれていません。「PT」みたいに突然プレイできなくなる前例があるのでとりあえずダウンロード、ライブラリに追加はしておいて損はないですよ。epicゲームからすれば立派な宣伝になるので消えることは当分なさそうですが、unrealengine6が出るまではずっとプレイしていたいぐらい画質、描写全てがトップレベルの見事なゲームですよ。
ps5『エンター・ザ・マトリックス2』発売か?
エンター・ザ・マトリックスは2003年にPS2、xboxで発売されたマトリックスリローデッドとリンクする内容のゲーム。
正しくこのThe Matrix Awakensで操作しているナイロビが主人公で操作してバレットアクションなどスタイリッシュなアクションで敵を薙ぎ倒していく。当時珍しいチートコードを入力することで日本刀を使った記憶がある。
ナイロビ繋がりで本当にリザレクション公開後にしれっと「エンター・ザ・マトリックス2」だしそうな予感がしますので楽しみにしておきましょう。