『これは中世版バトルフィールドだ!』と絶賛される一方『買うのま待った方がいい、過疎早そう、もう飽きた』など賛否両論な多人数中世チャンバラゲームPS4/5版「CHIVALRYⅡ」のリアルな感想評価を紹介しています。64人オンラインチャンバラの操作性やグラフィック、多彩なマップ、ゲーム性も最高なんですが『致命的な欠陥』があるので過疎は思ったより早そうなので注意が必要です。
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PS4/5:CHIVALRYⅡ感想評価「中世版バトルフィールド」
中世版バトルフィールドという表現は最適だと思っています。
グラフィックも最高峰、操作性はヌルヌル。ラグは無くよく知らないけど中世ヨーロッパの戦国時代を剣一本持って駆け回れるシンプル大人数チャンバラゲームとしては「クソ面白い」です。
でも購入する人はほんの少し注意。
面白いけど飽きるのが早いんですよ。
今一度考えていただくためにぜひこの記事を最後まで読んでみてください。
PS5版『CHIVALRY2』の良い点
予想以上に脳汁の出る中世体験に感動します。
『中世版バトルフィールド』って感じで64人対戦ははちゃめちゃ。
剣対剣でごっちゃごちゃしている遠くから弓矢でチクチク撃って援護するか、ガッツリと前線で多人数対多人数でチャンバラごっこを楽しむかを気楽に選べるのでゲーム初心者の子供ですら気楽に遊べて活躍できるのが今作の最大の良さ。
その他『CHIVALRY2』の面白いと感じた良い点を紹介していきます。
子供でも楽しめて奥深いゲーム性
中世ヨーロッパ?知らん?私もそんなに興味はないですし、PCゲームからの移植作ってことでいろいろと大丈夫?と思うかもしれませんが、画面中央上部にしっかりと目的が提示されているので指示に従って敵を蹴散らしていけば新たな指示が出てきてひたすら前に進む攻撃側とそれを全力で守る防御側に分かれて戦うシンプルなゲーム性もわかりやすいのでグッド。
が、予告にあるような攻城戦だけではなく略奪から侵略、防御、虐殺など多彩なリアル?中世体験ができるのでいい感じ。
敵を蹴散らすだけではなく「盗め」という指示に従って黄金を拾った場合両手が塞がってしまうので敵に対応ができないので一方的に殺されてしまうが、仲間が護衛してくれたりとその一瞬一瞬に言い過ぎではなく多くのドラマが生まれるのでプレイの辞めどきを失ってしまいます。
盗み終わったら撤収ではなく「略奪と虐殺」という「ああ、中世のイメージそのまんまだ」といった行為も指示されます。(もちろん敵はプレイヤーだけなので一般農民などのNPCを殺すシーンは今のところはないので心が痛むことはない・・です多分)
その中でもやはり一番熱いのは「攻城戦」
ここでの戦いが一番「バトルフィールド」してるなぁって感じます。
とりあえずシンプルに城を守る側と攻める側に分かれるのですが、
ゴールがめっちゃくちゃ遠いのが最高。
「え、あんなに遠いの?」
って感じ。
映画プライベートライアンのオープニングの上陸戦のあの感じ。
まずは敵の領地のイッチバン端からスタート城下町に入るための「大きな門に近づく」のが第一目標。そして敵の邪魔を掻い潜って前進してたどり着く→城門を破壊→城下町に侵入&前進→城の城門破壊→城に侵入→奥にある旗を一定時間確保するまでが攻撃側の流れとなっています。
しかもさらに凄いのが攻め側の攻略方法の多彩さ。
城塞の巨大な門を開けるために必要な手段は一種類だけではなく、
1:正面の門の周囲を一定時間守る
2:門が壊れるまでぶん殴り続ける
3:横の城壁に梯子をかけて一気に敵陣に突っ込む
など攻め側の攻略方法が多彩な点はプレイしていて驚かされます。
そして突破しても敵が大量に待っているのでもちろんまた泥沼のガチンコチャンバラが始まり、5時間プレイしてもいまだに目の前の敵を倒すことで精一杯で「自分がどう立ち回れば勝てるのか?」が理解できていません・・・。
でも面白くて辞めどきが見つかりませんのです・・・。
『操作性』良い
今作CHIVALRY2の操作性は「かなり良い」です。
似たような剣を持って一対一のPvPゲーで有名な「フォーオナー」ではそんな難解な操作をプレイヤーに押し付けないでくれ・・・とゲーム全盛期の若い時ですら体験版で挫折した身の私ですが、
とりあえず『L2でブロック』と『R2で横斬撃』『R1で刺突』『L1で振り下ろし』だけを知っておけばいいだけなので頭が混乱することはないです。
一応「反撃」や「視点移動と攻撃」「切先を先に当てるコツ」「武器の距離感」など奥深い戦闘要素はあります。
が、それは一対一で戦った場合であり実際に一対一で戦う場面は少なく大体が多勢に無勢か一夫的な虐殺のどちらかになるのでとりあえず「味方に攻撃しない」ことだけ気をつけていれば大丈夫です。
グラフィックは良い
今年なんとなく買った「WWⅡ」は過去最大のガッカリオブザイヤー受賞作で、なんとなくあまり宣伝されずにこっそりと出てきた海外ゲームはやばい印象を持っていましたが、驚くことに戦闘中なのに空を何度も見てしまう程に美しいグラフィックです。
特に夜の描写は戦争する気が失せます。
マップは多彩で面白い
全てを把握しているわけではないですが、基本的なマップはチームデスマッチ、攻城戦、略奪と侵略などマップとルールがセットになっています。逆にいうと「そのマップで他のルールで遊べない」ということかもしれませんが、それでも多くのマップと攻撃防御側に分かれるのでマップは少ないという印象は少なく実に多くのマップを堪能できます。
PS5版『CHIVALRY2』悪い点
が、それでも。
それでも
やはり「お金払ったのにそれはないぜ」といった印象のある気になる悪い点があるのも事実ですので紹介していきます。
若干のバグが気になる
PS5はバグがない印象でしたが、意外と戦闘中のバグが多く
1:操作不能になって一方的に殺される。
2:武器が突然消失して素手(敵に破壊された?)
3:小石や段差にはまって動けなくなる
など戦闘中の爽快感を損なう小さいけど多くのバグが気になりました。
字幕は不親切
もちろん全て日本語訳になっているんですが、チュートリアルの時は細かく指示する声を翻訳してあるのに終わった後PS5版『CHIVALRY2』の根底にある「何故我々は戦っているのか?」を教えてくれていそうなオープニングの英語には一切日本語字幕が入っていないので「え?何話してんの?ここ一番大事なシーンなのに字幕ないんだ・・・あ、そう」と少し興醒め。
あと、戦闘中に叫ぶ言葉やセリフが多彩でとりあえず叫んどけ!みたいに□ボタン二回押すことが多いのですが、誰が一体どんな勝鬨や咆哮の意味がわからずいまいち乗り切れない。せめて自身の操作するプレイヤーのセリフには字幕欲しい。
メニュー画面が少し不親切
もちろんバトルフィールドのようにレベルが上がるごとにアンロックされる武器を装備したり自身の見た目を変えることができるのだが、この画面が全体的に重たい。
何か操作するにももっさりもっさり動くので非常にストレス。
しかも装備を検討したり考えていて「この武器は?」と調べようとして十字キーを左右押してしまうと「赤側と青側に切り替わってしまう」仕様になっているのでイライラする。
武器にいまいち優劣もあるのかないのかわからないのでこの画面を開いたのは結局数回だけ。いろいろアンロックしましたが見るのが面倒で面倒で・・・。
まとめ:過疎は早そうなので購入時期に注意。
何度も言うようにPS5版『CHIVALRY2』は中世版バトルフィールドといっても過言ではない良質なグラフィックに操作性、シンプルながら奥深いゲーム性で子供から大人まで楽しめるチャンバラゲームです。5000円分の感動は得ることはできました。
が、もう飽きました。
プレイ時間は6時間程度。武器アンロックが楽しめないのは致命的。
多彩なマップですが「ゲーム性」に変化はなく、とりあえず剣を持ってぶっ込むか弓でペチペチするだけなので飽きるんですよね。
バトルフィールド5はいまいち。いまだにコールオブデューティーモダンウォーはいまだに現役で武器アンロックを楽しんでます。コールドウォーはゾンビモードのアウトブレイクをたまにやってます。ウォーゾーンは嫌い。そんな私ですが、PS5版『CHIVALRY2』はもう飽きちゃいましたね。
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