中国から突如送られてくる謎の種が話題になっていますが、見た目とは裏腹に人体に超有害の猛毒植物の種子が混じっていることが判明。
興味本位で触っただけでも猛毒の可能性がありますよ。
ということで今回は海外の謎の種の正体は最強の猛毒植物と判明!!種に触れるだけで火傷レベル!?を紹介します。
We have received reports of people receiving seeds from China that they did not order. If you receive them – don’t plant them. Report to @USDA_APHIS at https://t.co/0U53rbAiHs pic.twitter.com/Y4yAKv5bk7
— WA St Dept of Agr (@WSDAgov) July 24, 2020
追記:謎の種が送付されてしまった場合の対処方法を追記&修正をしました。御連絡いただけました森田様大変ありがとうございます。
海外から届く謎の種とは?
購入した覚えのない「謎の種」が、海外から自宅に届く案件が相次いでいるとして、植物防疫所が受け取った場合は同所に相談するよう注意を呼びかけている。アメリカでも同様の送りつけ被害が報じられ、一部では詐欺ではないかと言われている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/16d88ae18b65d4e738fb4102a44e5012578e8906
実際に手元に届くのは種だけなので問題はなさそうですが、実は昨年からアメリカでも被害が続出しており注意喚起がされていたところ、今度は日本も標的になったようです。
「これは何?」日本で謎の種被害者続々
我が家にも
— JURINKO (@JURIJURINKO) July 30, 2020
あたし宛に
中国から謎の種が送られてきた(^o^;) pic.twitter.com/RpiajsvFfl
全米で問題になっているらしい、中国郵政から謎の種が届くというやつ。
— きのこますお🍄 (@KinokoMasuo) July 29, 2020
これのこと…なのか……?
開けてもーたよ。
どうするよ。
アマゾン用に使っている住所に届いたから、確実にアマゾンから情報が漏れた。
なんの種だ?? pic.twitter.com/PTXS6ac3AI
英語と中国語で突然こんなの届いたら怖いですよね。
それにしてもこの種って何なのか気になりませんか?
突然送られてきたこの種、アメリカでは「直接的な害はない」と言われていますが、実は猛毒の花の種子の可能性が高いんです。
海外の謎の種の正体は最強の猛毒植物と判明!!種に触れるだけで火傷レベル!?
海外の謎の種の正体は超猛毒「ジャイアント・ホグウィード」?
大手掲示板2chではこの種子は「ジャイアント・ホグウィード」ではないか?と予想され話題になっています。
一見あれ?どこかでみたことない?
と思うようなどこにでもいそうな植物ですが実は悪魔です。
一見大きなお花、ですが。
とんでもありません。世界中で有害植物として指定されており駆除対象となっている植物。
ジャイアント・ホグウィードは人体に重大な障害や皮膚炎跡を数年に渡って引き起こすかなり凶悪な植物で、元々はヨーロッパ周辺で観葉植物として広範囲に広がっていたものの、鳥によって島から島、国から国へと広がりアメリカでも自生しているのを発見されるほど広範囲に広がっている「有害植物」です。
世界各国で呼び名が違うので注意が必要です↓
・バイカルハナウド(漢:貝加爾花独活 和名)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%82%B0%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%89
・カートウィール=フラワー(英語: Cartwheel-Flower)[1][2][3]
・ジャイアント・カウ・パーシップ(英語: Giant Cow Parship)[6][7]
・ホズベイン(英語: Hogsbane)
・ジャイアント・カウ・パースリー(英語: Giant Cow Parsley)[8]
・ワイルド・パーシップ(英語: Wild Parship)[2](ニュージーランド)
・ワイルド・ルバーブ
とにかく見つけたら即抜き取る!ようにしているようですが繁殖力が凄くてなかなか駆除できていないようです。それもそのはず、触れただけで数年間火傷跡が残る毒草ですからね・・・↓
世界最悪の猛毒植物と言われる「ジャイアント・ホグウィード」の症状とは?
有害植物?
普通に生きているとなかなかお目にかかれない有害植物ですが、アメリカのような広大な土地になると、触れるだけで死につながるようなとんでもない植物が多く存在しておりジャイアント・ホグウィードもその一つです。
万が一触れた場合どうなるのか?を紹介します↓
ジャイアント・ホグウィードとは?
【人間に有毒】
・2ー2・5mの高さまで成長するセリ科の植物
・花・葉・根・茎・種などの樹液に重大な皮膚炎を発症させるフラノクマリン類の有機化合物が含まれる。
・樹液に触れた場合、植物性光線皮膚炎を発症し水泡・痒み・赤く腫れ上がる・更に48時間に渡って水泡を生じる。
・水泡が落ち着いても”数年間”は光に敏感になり重度の火傷後のような赤黒に変色したケロイド状の跡が残り続ける。
・
・目に入ると恒久的に失明する可能性がある。
・ジャイアント・ホグウィードが分布する地域には防護服の着用を勧められている。
【周囲の草木に重大な影響】
・2m以上の大きさになるので広範囲を日陰にしてしまうので成長を阻害する。
・更に毎年10万粒もの種子を実らせてしまうので爆発的に広がる最悪の繁殖力も持つ。
【海外の対処法】
・何故か豚と牛は樹液に対して反応が起きないため食べさせてしまうと言う。
Googleに怒られない程度に画像貼りますが怖いです↓
あの謎の種のある意味あたりを引いてしまった場合、ひょっとしたら触っただけで火傷の症状が出るジャイアント・ホグウィードの可能性もあるんです。
捨てましょうね。
日本で野生のジャイアント・ホグウィードは生息している?
こんなのが近所にあったら大変だ!
と思って調べてみたら現時点では日本に野生のジャイアント・ホグウィードは生息はしていないようです。
現在は。
が、今回の中国から送られてきた謎の種が禁止されているジャイアント・ホグウィードだった場合、ゴミ箱ではなく外に捨ててしまい、爆発的に繁殖してしまう可能性もありますね。
とにかくこの謎の種。絶対に外に捨てないようにしましょうね。
B級ホラーみたいな展開なんていやですからね。
中国から何故謎の種を届けるの?実はアマゾン関与
そもそも何でこんなことするの?
と言う疑問はこちらで書かれていました。
アメリカの商事改善協会(Better Busibess Breau)のウェブサイトなどによると、「ブラッシング詐欺」は、安価な製品を相手の同意なしに勝手に送り付け、受取人のふりをしてアマゾンなどの通販サイトに高評価のレビューを書き込む手口。ネット上で製品の評価や認知度を高める目的がある。受取人に荷物が届くと、注文が完了したとみなされ、レビューをサイトに書き込めるようになる仕組みを利用している。受取人は発送した人物を特定できないという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/16d88ae18b65d4e738fb4102a44e5012578e8906
なんとなく分かりますか?既に名前あがっていますが、とりあえず適当に海外の住所に「レビューして評価をあげたい商品と店名」で適当に送りつけます。商品が届きましたと通知が来たら、受け取った人になり切って高得点レビューをするという手口です。
Amazonが受け取らないとレビューできないよ!という制限を輸出と言う形で軽々と突破する中国の抜け目なさ、お金儲けに対する執着が凄いと言うお話です。
で、安心して欲しいのが改めて日本だけじゃなく先にアメリカで既に被害が出ているということです。
しかも送り先が特定できない仕組みになっているようなのでもうアメリカもお手上げ状態だそうです。
Amazonさんさっさと対策お願いします。
注意!謎のタネが自宅に届いたらどうすれば良いのか?
農林水産省植物防疫所に電話。問い合わせ先
もし謎の種が届いてしまったらまずは農林水産省植物防疫所に電話をしましょう。
最近、注文をしていないのに海外から種子が郵便などで送られてくる事例があるようです。
https://www.maff.go.jp/pps/j/information/200730.html
植物防疫法の規定により、植物防疫官による検査を受けなければ、種子などの植物は輸入ができません。輸入時の検査に合格した場合は、外装に合格のスタンプ(植物検査合格証印)が押されます。
もし、輸入検査を受けていない(外装に合格のスタンプのない)植物が届いたら、そのままの状態で、最寄りの植物防疫所にご相談ください。
なお、心当たりの無い種子が届いても、庭やプランターなどに植えないでください。また、種子がビニール袋に入っている場合は、ビニール袋を開封しないでください。
更に注意書きがあり
※送料をご負担いただけるのであれば、最寄りの植物防疫所に送付してください。植物防疫所で廃棄処分いたします。
https://www.maff.go.jp/pps/j/information/200730.html
※外装が未開封の場合、配達後に受け取りを拒否することもできますので、郵便局にご相談ください。
※輸出国植物防疫機関が発行した検査証明書(Phytosanitary Certificate)が添付されていない苗や種子は輸入ができません。
農林水産省植物防疫所の連絡先は以下を参照
https://www.maff.go.jp/pps/j/guidance/outline/contact.html
「まとめ」海外の謎の種の正体は最強の猛毒植物と判明!!種に触れるだけで火傷レベル!?
海外の謎の種の正体は最強の猛毒植物と判明!!種に触れるだけで火傷レベル!?を紹介しました。
色々な種類の種が届いているようですが特に大手掲示板では「超猛毒植物のジャイアント・ホグウィードの種子」だと話題なっていたので紹介しました。
ジャイアント・ホグウィードは世界中で有害植物に指定されているとんでもない猛毒を持つ植物でした。触れただけで重度の火傷の症状、しかも以降数年間は日光に過敏に反応してしまい常に火傷状態になってしまう後遺症も・・・恐ろしいです。
とにかく現時点では日本では生息していません。が今回の謎の種騒動で君が悪いと言って外に捨てたり興味本位で植えたりしないのが1番のようですね。まさか大麻だったら捕まっちゃいますからね。ご注意ください。